<独自>8月の広島平和式典、台湾にも開催伝える「通知」送付へ 当初は対象外も見直し
広島市が今年8月6日に開く平和記念式典について、日本と外交ルートがない台湾にも開催を伝える通知を送る方向で調整していることが15日、分かった。当初の予定では台湾は対象外だったが、台湾側の出席意向などを考慮し、判断を見直す方針。式典を主催する市は、今月中にも通知先を含む式典の概要を発表する。台湾への通知に関し、市は「検討中」としているが、被爆80年を迎える今年、人類の共存と繁栄を願う「ヒロシマの心」をより広く伝える必要があるとの判断に傾きそうだ。