【京都舞鶴】「米屋ですが、米ありません」 老舗店、90年の歴史に幕 入荷できず ★3

店先に掲げられた張り紙には、悔しさと心苦しさがにじむ。「米屋ですが、米ありません」。創業90年の老舗米穀店が24日、閉店した。仕入れ先から必要量の米を入荷することができなくなり、備蓄米を調達する見通しも立てられなかった。京都府舞鶴市引土にある老舗米穀店「まつもと米穀店」。24日朝、店のシャッターには「米屋ですが 米ありません 良質な米が安定供給できるまで店を閉めます ごめんなさい」と書かれた大きな張り紙(縦1・4メートル、幅3・2メートル)が張り出された。