【地震】史上最長、32年間続いた「ゆっくり地震」があった インドネシアM8.5地震の引き金か サンゴに残された手掛かり
■1861年インドネシアM8.5地震の引き金か、サンゴの「年輪」で判明1861年2月、インドネシアのスマトラ島沖でマグニチュード8.5の巨大地震が発生、大地が激しく揺れ、水の壁が海岸に押し寄せ、何千人もの犠牲者が出た。しかし、この悲劇は単独で起きたのではなかったようだ。巨大地震に至るまで32年間にわたり、ゆっくりとした“地震”が地中で静かに起こり続けていたことが最新の研究で判明、5月3日付けで学術誌「Nature Geoscience」に発表された。