【司法試験】「初受験で合格」過半数に 受験・合格者数は12年以降で最少 合格率は39・16%で、前年比5・53ポイント上昇
法務省は20日、2020年の司法試験合格者を発表した。受験者3703人(前年比763人減)に対し、合格者は1450人(同52人減)だった。合格率は39・16%で、前年比5・53ポイント上昇。法科大学院を修了して最初の試験で合格した人の割合は50・58%となり、初めて5割を超えた。受験者数と合格者数はいずれも新試験に完全移行した12年以降で最少を更新し、政府が15年に掲げた合格者の数値目標「1500人程度」を初めて下回った。