【福島】信組係長の女性(70)、30年前から5100万円着服…発覚恐れて申し出 郡山市
福島県商工信用組合(郡山市)は12日、本店監査課係長の女性嘱託職員(70)が定期預金の解約金など約5100万円を30年前から着服していたと発表した。刑事告訴に向けて、郡山署に相談している。同組合によると、女性職員は1990年8月から今年4月末にかけ、知人や友人ら女性顧客5人の定期預金などを着服した。満期で新たな定期預金に切り替える際などに証書を預かって現金を引き出し、顧客には、自宅のパソコンで偽造した証書を渡して定期預金があるように見せかけていた。