【兵庫】白のパンツと足袋に身を包んだ33人の“裸衆”が体をぶつけあったり胴上げしたりする 「入るぞ」「入れないぞ」
裸で「ヨイサ」「オイサ」―。兵庫県丹波市青垣町遠阪の熊野神社で3日、同市無形文化財の奇祭「はだか祭り」が奉納された。腰にさらしを巻き、白のパンツと足袋に身を包んだ33人の“裸衆”が、体をぶつけ合ったり、胴上げをするなど独特の所作を行い、健康長寿を願った。裸になることで、「老いも若きも同じ目線・立場で神様の前に出る」「元気な体を神様に見せ、健康でいられるお礼をする」「武器を持たず、危害を加える存在ではないことを示す」などの意味があるという。