【山梨】「借金返済に充てた」甲府市の80歳弁護士、和解金800万円流用の疑い
山梨県甲府市の80歳の男性弁護士が、裁判で得た和解金を一部の依頼人に支払わず、およそ800万円を私的に使った疑いがあるとして、県弁護士会が懲戒処分に向けた調査に入りました。懲戒処分の対象となっているのは山梨県弁護士会に所属し、甲府市に事務所がある平出馨弁護士(80)です。県弁護士会によりますと平出弁護士は去年5月、企業に対し出資金の返還を求めた裁判で和解を成立させましたが、裁判で得たおよそ5000万円の和解金を一部の依頼者に支払っていないということです。