【長崎】戦死した叔父の足跡追い続け… 並んで写った人物判明 記事がきっかけ、念願実る「こりゃ長さんじゃなかろか」
2018年03月16日 06時00分
松浦市志佐町の元市職員、吉本務さん(72)は、戦死した叔父について調べる自身の足跡が紹介された昨年11月25日付の本紙県版「平和を ナガサキ」の記事をきっかけに、長年捜していた人物「古川長(つかさ)さん」の消息をつかんだ。記事は、禅僧を志しながら21歳のときシンガポールで戦死した叔父、吉本政一さんの歩みを追う形で進み、末尾には、出征時に門司港(北九州市)で政一さんと並んで写った古川さんを捜し出したいという務さんの願いが記されている。