【国際】豪州でサメ間引き論争再燃。10年で襲撃倍増。環境保護団体グリーンピースは「海に入る人は自己責任」と反論
オーストラリアでサメによる襲撃事故が増え、間引きの是非をめぐる論争が再燃している。一部住民は「安心して泳げない」と不安がり、間引き解禁に支持が広がるが、サメ保護を重視する反対論も根強く、実現は不透明だ。研究団体によると、昨年のサメ襲撃事故は24件確認され、10年前に比べ2.4倍に急増。死亡事故も増えており、4月には西オーストラリア州エスペランスで、サーフィンをしていた少女(17)が家族の目前でサメに襲われ、亡くなった。