【科学】人はなぜ「集団」になると非倫理的になるのか? | WIRED
なぜ人間は、集団で行動すると恐ろしい行為に走りやすいのだろうか。集団の一員として競争に参加すると、脳の「内省」にかかわる領域の活動が鈍るという研究結果が発表された。人間が集団になるとどんなに残酷な存在になりうるかについては、誰もが、直接的に体験したことがあるか、あるいは今後体験するかもしれない。1対1の交流は常識によって制御された「人間的」なものであっても、「われわれ」と「彼ら」という概念が入ってくれば、事態は急速に恐ろしいものになりうる。