【ウルグアイ】「世界で一番貧しい大統領」が政界引退を表明
質素な生活ぶりから「世界で一番貧しい大統領」とも呼ばれた南米ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ氏が、高齢や持病などを理由に政界を引退すると表明しました。ホセ・ムヒカ氏は85歳。2015年までの5年間、南米ウルグアイで大統領を務め、その質素な暮らしぶりから「世界で一番貧しい大統領」とも呼ばれました。ムヒカ氏はその後、上院議員として活動していましたが、20日の議会で「高齢や慢性的な免疫系の疾患という二重の脅威にさらされている」と述べ、政界から引退することを表明しました。