【中国】「世界の工場」が失いつつあるコスト優位…外資メーカーが相次ぎ撤退、技術やブランドの競争力なき中国製造業に「試練の時」
中国メディアの財経網は26日、中国から外資メーカーが相次いで撤退していると伝え、「中国経済は試練を迎えることになる」と論じた。記事は、2008年の世界金融危機の発生後、名だたる外資メーカーが中国の製造業から距離を置き始めていると指摘し、「この趨勢(すうせい)はもはや逆戻りできないだろう」と主張。さらに、米国のコンサルティング企業であるアリックスパートナーズの報告を引用し、中国の製造業における生産コストは2015年に米国と同等になり、中国のコスト優位は失われる見通しだと伝えた。