【芸能】<香川照之>「東大卒がコンプレックスだった」
■世間の価値観と一致することが“いい人生”ではない一流大学を出て、有名会社に就職して、三〇代で年収一〇〇〇万円を目指す。“いい人生”とは、そういう人生だと思っている。そんな人がまだまだ多いようだ。もちろん、そうした人生を否定するわけではないが、いい人生とは毎日が心地よく過ぎていくことが大原則だ。これまでも書いてきたが、世間や社会の価値観は、無視していいわけではないが、それをそのまま、自分の価値軸にしてしまうと、どこかに違和感を覚えるポイントに突き当たることがある。