【野球】斎藤佑樹らを逃しても山田哲人。ドラフト「外れ1位」の味わい深さ。
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CSファイナルステージが終わると、日本シリーズ開幕まで数日のブランクがある。最近はこの期間にドラフト会議が開かれるようになった。この時期になると、私はある句を思い出す。「琴となり 下駄となるのも 桐の運」
幕末の林忠崇というお殿様の句だそうだ。柾(まさ)の通った美しい桐の木も、伐り出されてしまえば、美女が白魚のような手でつま弾く琴になるか、むくつけき男が素足で踏んづける下駄になるかは、運しだいだ。