【スキージャンプ】高梨沙羅、地震被害の故郷へ賞金を寄付「恩返し」
ノルディックスキー・ジャンプ女子で平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)銅メダルの高梨沙羅(21=クラレ)が17日、夏のグランプリ(GP)最終戦出場のため、羽田空港を出発した。穏やかな表情を浮かべていても、心には期するものがある。故郷の北海道は、6日未明に起きた北海道胆振東部地震で大きな被害を受けた。11日に欧州遠征から帰国すると被災地に対し、「何かしたい」と話したが、特に被害の大きかった厚真町などのHPで必要なものを自ら調べ、今夏のGPの賞金と水を赤十字社を通して被災地に送った。