【陸上】WADA、陸上選手の調査実施へ=大量ドーピング疑惑報道
世界反ドーピング機関(WADA)は7日、陸上の五輪と世界選手権でメダルを獲得した多くの選手にドーピングの疑いがあると報道された問題を受け、広範囲にわたる調査を緊急実施すると発表した。クレイグ・リーディー会長は「国際陸連(IAAF)から全面的な協力を得られると確信している」などと声明を出した。今月2日、英紙サンデー・タイムズとドイツの公共放送ARDが、2001~12年の五輪と世界選手権で与えられたメダルの3分の1に当たる146例にドーピング疑惑が浮上したと伝えた。