名大などが細胞と共生可能な「センダイウイルス」を発見、生態解明に貢献名古屋大学(名大)と広島大学は4月2日、細胞と長期間共生できる変異した「センダイウイルス」(モノネガウイルス目レスピロウイルス属パラミク...

脳の周辺組織を培養装置で再現　理研が世界初、抗がん剤の効果確認に成功　iPS細胞など使用理化学研究所生命機能科学研究センター(神戸市中央区)の研究チームは28日、独自に開発した立方体構造の培養装置で人間の脳...

iPSからつくった心筋細胞、心室か心房かを区別　医療応用に期待ヒトiPS細胞から心筋細胞をつくる際に、心房向けと心室向け細胞を区別するために重要な目印を、京都大や米ハーバード大、武田薬品工業などの研究チーム...

量子シミュレーター上で従来比200倍高速化、富士通が新技術富士通は19日、量子シミュレーター上で量子・古典のハイブリッド(複合型)アルゴリズムを従来比200倍高速化できる技術を開発したと発表した。これにより、量...

イヌのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を効率良く作製する方法を開発したと、大阪公立大などの研究チームが発表した。採取しやすい尿の中に含まれる細胞を活用した。イヌの病気の治療や創薬への応用が期待される。論文が...

次世代mRNAワクチン承認へ　新型コロナ、米創薬ベンチャー開発―厚労省厚生労働省の専門部会は27日、米創薬ベンチャーが開発した新型コロナウイルスワクチン「ARCT―154」の薬事承認を了承した。レプリコンワクチン(...

日本の創薬力強化に向け、政府が製薬業界などを支援するための新組織設立を検討していることが25日分かった。海外では近年、大手製薬企業が一から開発するのではなく、大学などの研究機関やベンチャー企業の成果を実...

「製薬会社の利権が…」夢のアルツハイマー治療薬「レカネマブ」実用化に、米有名大教授らが抱く懸念人類を悩ませてきた「アルツハイマー病」。その治療薬「レカネマブ」が、実用化まであと一歩のところへきた。しか...

アルツハイマー病新薬「レカネマブ」承認へ　原因物質を除去、国内初日本の製薬大手エーザイと米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病の新しい治療薬「レカネマブ(商品名レケンビ)」について、厚生労働省の専...

世界で普及する肥満症の薬、開発競争激しく　売上高14兆円の予測も国内では約30年ぶりとなる肥満症の治療薬が近く保険で使えるようになる。デンマークの製薬会社ノボノルディスクが開発した「ウゴービ」で、今年3月...

シンクレア・インターナショナル社(※)は、HOPO 14-1と呼ばれる新たな放射性物質の体外除去剤の人を対象とした臨床試験(治験)を開始した。HOPO 14-1は、原子力発電所の事故または「汚い爆弾」の爆発によって被ばくし...

アルツハイマー病の新しい治療薬、病状の進行を約30%遅らせると私たちは、アルツハイマー型認知症を治療できる時代に入りつつあるのかもしれない。この1年以内で2種類目となる、アルツハイマー病の症状を遅らせる薬...

難病の薬を開発できた…しかし、製薬会社の名乗りなく　患者は3人「救う道を」　神戸大研究グループが訴え治療法のない腎臓の難病に、有力な薬が見つかった。だが患者は全国に3人しかおらず、商品化する製薬会社が見...

エーザイ、日本で認知症薬「レカネマブ」の新薬承認を申請 エーザイは16日、米バイオジェンと共同開発しているアルツハイマー病の新薬「レカネマブ(米国ブランド名:LEQEMBI)」について、日本国内で新薬承認申請を...

米当局、アルツハイマー病治療の新薬を「迅速承認」　エーザイが開発エーザイが開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、米食品医薬品局(FDA)は6日、条件付きで承認したと発表した。病気の進行を長期...

アルツハイマー新薬「ささやかな効果」と「大きすぎるリスク」Promising New Drug? リッチー・ウィリアムソン(英ブラッドフォード大学准教授)、スチュアート・ディケンズ(同大学研究助手)<期待の治療薬「レカネマブ...

アルツハイマー新薬、臨床試験で進行抑える効果　安全性に懸念も(CNN) 米バイオジェンと日本のエーザイが開発しているアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」の臨床試験で、認知機能の低下を抑える効果がみられたこと...

コロナ薬、出遅れた塩野義　治験者集めに苦労、変異株流行も障害に塩野義製薬が開発する新型コロナウイルスの飲み薬「ゾコーバ」が緊急承認される方向になった。ただ、海外の製薬企業は、すでに先行して抗ウイルス効...

ロシュ社開発のアルツハイマー薬　症状悪化を遅らせる効果確認できず スイス製薬大手ロシュ社は14日、開発中のアルツハイマー病の治療薬「ガンテネルマブ」について、症状の悪化を遅らせる効果が確認できなかったと...

どんな変異株にも効果、コロナ治療薬候補開発　九大大学院、既に特許新型コロナウイルス感染症の治療を巡り、どんな変異株にも効果を見込める新たな経口薬の候補を九州大大学院の研究グループが開発した。ウイルスの...

大麻から難病治療薬、月末にも国内治験へ…法改正で医薬品使用を認める方針医薬品への使用が認められていない大麻の成分を主とする薬の治験を、英製薬企業の日本法人「GWファーマ」が今月末にも始める。既存の薬が効...

エーザイ、認知症の悪化抑制確認　新薬治験、承認申請目指す製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェンは28日、認知症のアルツハイマー病に対し開発中の新薬「レカネマブ」について、臨床試験(治験)で症状の...

エーザイ・アステラス・中外製薬も導入、ロボットが変える創薬現場エーザイは主要研究拠点の筑波研究所(茨城県つくば市)に細胞を自動で培養できる実験ロボットを導入した。将来は夜間や休日など無人環境でも稼働し、...

「学術団体が科学性を軽視していいのか?」　ゾコーバ提言問題で出てきた「補足説明」を感染症専門医が論評 塩野義製薬が開発中の新型コロナ軽症者向けの飲み薬「ゾコーバ(一般名:エンシトレルビル)」について、有効...

慶応義塾大学の岡野栄之教授と嶋田弘子特任講師らの研究チームは、認知症の一種であるアルツハイマー病患者の脳の状態を試験管内の細胞で再現する技術を開発した。患者のiPS細胞を培養して「ミニ脳」を作ると、病気...