【衆院選】2人の「かめい・あきこ」開票、選管は判断基準明かさず「票をどのように扱うかは開票管理者が決めることで答える立場にない」
31日の衆院選島根1区で開票作業に当たった松江市など9市町村選挙管委員会は、氏名の読み方が同じ「かめい・あきこ」の2候補に振り分ける「案分票」の扱いに苦心した。開票終了時間は当初予定より1時間50分ほど遅れ、より丁寧な処理を心掛けたことが伝わった。しかし、島根県選管や各市町村選管は案分票とした数や、判断基準について選挙後でも明らかにしておらず、有権者の投じた1票がどのような判断をされたのかは分からずじまいだ。