【経済】国の借金1044兆円、12月末 1人824万円 一時的に減少も15年度末は過去最大の見込み
財務省は10日、国債と借入金、政府短期証券を合計した「国の借金」の残高が2015年12月末時点で1044兆5904億円だったと発表した。16年1月1日時点の総人口1億2682万人(総務省推計)で割ると、国民1人当たり約824万円の借金を抱えている計算になる。前回発表の15年9月末時点から9兆8340億円減ったが、財務省は「一時的な資金繰りが要因で、借金が減少傾向に転じたわけではない」としている。