【社会】人口減少対策、「20年代初めまでが勝負」 選択する未来委の報告案 [10/28]
政府の経済財政諮問会議傘下の有識者会議「選択する未来」委員会(会長・三村明夫日本商工会議所会頭)は28日、人口減少対策の最終報告案の骨子をまとめた。政府目標の「50年後の人口1億人維持」の達成に向け、持続的な経済成長や地域社会の活性化、働く人材の多様化などに一体的に取り組むよう強調した。11月中旬に決定する最終報告では、「2020年代初めまで(の対応)が勝負」などと主張し、人口減対策は早期の対応が必要であることを訴える見通しだ。