【社会】手帳の売り上げ好調・・・市場は拡大傾向、アナログ派拡大中?
都内在住の男性(67)は保険会社を定年退職した後、手帳を持つつもりはなかった。リタイアしたら何にも縛られない自由な毎日が待っているはずで、母親がいる介護施設へ行く以外に書くことがなく、手帳があっても仕方がないと思ったからだ。だが、いまだ使い続けている。「書き込むべき予定はぐっと減りましたが、年齢とともに記憶が曖昧になってきたので、備忘録代わりに記録することが増えたんですよ(笑)」このように、シニア世代になっても手帳を手放さない人は多い。