【社会】裁判長「やむを得ない」…山形と東京で元交際相手の両親ら計3人を殺害、二審も死刑
山形と東京で元交際相手の両親ら計3人を殺害したとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた無職、浅山克己被告(48)の控訴審判決が1日、東京高裁であった。八木正一裁判長は死刑とした一審・東京地裁の裁判員裁判判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。判決理由で八木裁判長は、弁護側が殺意を否定している山形市の放火事件について「確定的な殺意とまでは言えないが、死亡させる危険性が高いと認識していた」として未必の故意を認めた。