【社説】日本は「人種差別を平気でする国」で、「政府も放置し容認する国」なのか…差別と人権と規制、明確に区別し毅然と「ノー」を
日本は「人種差別を平気でする国」であり「政府も放置し、容認する国」なのか―。そんな厳しい見方が、国際的に固まりつつある。極めて憂慮すべき事態で、対策には一刻の猶予も許されない。国連の人種差別撤廃委員会が、日本の人種差別的な街宣活動「ヘイトスピーチ」(憎悪表現)に、明確に懸念を表明。差別をあおる行為に関与した個人や団体を捜査、必要な場合は起訴するよう日本政府に勧告した。