【企業】「2週間も家に帰れない」「体重が20キロ以上やせた」月500時間超勤務、すき家の過酷な労働環境
ゼンショーホールディングス(HD)が展開する牛丼チェーン「すき家」での過酷な労働実態が明らかになった。積極的な新規出店を背景に外食業界で売り上げトップの企業に登りつめたゼンショーだが、その裏側で徹底されたコストダウンが背景にある。月500時間超勤務など驚愕の労働環境は人手不足を招き、多くの店舗が休業に追い込まれる事態に深夜時間帯の1人勤務「ワンオペ」の見直しとともに牛丼の値上げに乗り出すが、成長を支えたビジネスモデルの転換につながるだけに経営の立て直しは容易ではない。