【国内】「人が足りなさすぎる」 自動車産業も人員補充ができず長時間労働の消耗戦、部品供給に遅延リスク
[豊田市 24日 ロイター] - 急速に広がる労働力不足にどう対応するか。頭を痛めているのは、建設業やデフレ適応型ビジネスばかりではない。賃金水準が比較的高い自動車産業でも、大手から下請けまで、生産現場では人員補充ができないまま長時間労働の「消耗戦」が続く。人口減少で国内市場の縮小が予想される中、一時的な増員策をとることも難しく、結果的に部品供給の遅れなどが表面化する可能性も懸念されている。