【金正男殺害】東南アジアの北朝鮮拉致被害者に光あたるか マレーシアで期待高まる
北朝鮮の金正男氏殺害事件を受け、対北朝鮮外交の見直しを迫られているマレーシア政府が、拉致問題にも関心を向けるのではないかとの期待が、関係者の間で高まっている。マレーシア国営のベルナマ通信は20日までに、事件が約40年前に起きたマレーシア人らへの「拉致疑惑」に「再び光を当てた」とする記事を配信した。記事は「(今回の殺害事件と拉致疑惑の双方に)北朝鮮の工作員が背後にいるとみられ、最高指導者からの指示によるとされるという、不思議な共通点を共有している」と指摘した。