【世界遺産】米有識者 世界遺産登録、日韓改善の契機に
【ワシントン時事】米ワシントンで7日、日韓関係に関するシンポジウムが開かれ、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産登録で日韓が折り合ったことを両国関係全般の改善につなげるよう求める声が知日派の有識者から上がった。外交問題評議会のシーラ・スミス上級研究員は「日韓関係の前進に少し近づいた」と評価。カーネギー国際平和財団のジェームズ・ショフ上級研究員は、両国で徴用をめぐる論争が続いていることに触れ「細かい点ではなく、前向きな面を捉えてほしい」と語った。