【東京五輪】ヨット会場、千葉も候補に 工費を見直し
2020年東京五輪で、東京都がヨット・セーリング会場となる「若洲オリンピックマリーナ」(東京都江東区)の新設計画の見直しを検討していることがわかった。軟弱地盤の対策工事などで建設費が数倍に膨らむ可能性が高まったためだ。既存施設の稲毛ヨットハーバー(千葉市美浜区)などが代替候補という。東京五輪組織委や都の関係者によると、五輪招致時の昨年1月の計画では、都が恒久部分に92億円をかけ、組織委が仮設部分に8億円を分担し、建設費を計100億円と見積もっていた。