【八重山】島のイノシシは「独自の亜種」広島大・東京農大の共同調査で判明 DNAや頭骨に違い
奄美群島と琉球諸島に生息しているリュウキュウイノシシ(広島大学と東京農業大学の共同研究チーム提供)奄美群島と琉球諸島に自然分布するリュウキュウイノシシのうち、石垣島と西表島に生息する集団は独立した亜種であることが、広島大学と東京農業大学の共同研究チームによる調査で分かった。リュウキュウイノシシはこれまでは一つの亜種と考えられていたが、石垣島・西表島の集団はDNA配列と頭骨の形態に違いがあることが判明、9月の日本哺乳類学会で発表された。