【国際】米SEC、日立を訴追 南ア与党に不適切支出 制裁金23億円支払い
米証券取引委員会(SEC)は28日、日立製作所が南アフリカの与党への不適切な支払いを正確に処理しなかったとして、海外腐敗行為防止法(FCPA)違反の疑いで訴追した、と発表した。日立製作所は訴追内容について認否をしないまま、1900万ドル(約23億円)の制裁金を支払う和解に合意したという。SECによると、日立製作所は南ア政府が発注した発電所の事業をめぐり、2005年に南アに子会社を設け、株式の25%を同国の企業に売却した。